お家で和菓子 昔ながらのかしわ餅

ステイホームも長くなるなか
お菓子作り、パン作りが流行っているそうです。

インスタに再掲しましたが
端午の節句、五月のおやつのおともに
家庭で作る柏餅の作り方をアップします。
2017年のインスタに掲載したものですが
おうち生活の楽しみとなれば。。

砂糖がはいっていない
昔ながらの柏餅です。
次の日にはかたくなりますので
できれば当日たべるのがおすすめです。

【昔ながらの柏餅】

《材料》4個分
上新粉    100g
片栗粉     3g
ぬるま湯    80g
小豆漉し餡 80g
柏の葉     4枚


《作り方》
①粉の中心をくぼませ、
そこにぬるま湯を数度に分けて加え
耳たぶ位の固さにもみまとめる。
お湯の量は固さをみながら調整してください


②にぎるようにうすくちぎり
 濡れ布巾の上にならべ、強い蒸気で25分むす。


③蒸しあがった生地を
 固く絞った濡れ布巾にあけて
 適量の手水を加えながら、
 布巾の四隅を折りたたむようにして
 なめらかにひとまとまりになるようにつきます。
 
手水は一度にたくさん加えるとまとまりづらいので
すこしづついれてください。


④③の生地を冷水につけ粗熱を抜きます。
ポイントです。
冷水につけ粗熱をぬくことで生地が固くなりにくくなります。
これは某有名お団子屋さんでもやっています!

⑤冷水から取り出した生地に適量の水でといた片栗粉を加え、もみまとめます。



⑥さあ、餡を包んで今回は兜型にします!
 生地を4つに分け、俵型にのして餡をのせたら
 生地を手前におりまげ、皮の手前をつけます。
 次にスタンプのように両手の親指、小指ではさんで
 サイドの皮を閉じます。
 よく写真をみてくださいね!


⑦ 濡れ布巾において5分蒸します。

⑧蒸しあがって熱がとれたら柏の葉で巻いて完成です。
 

柏は新芽がでるまで葉が落ちないので
子孫繁栄の象徴として男児の節句のときに用いられます。
お餅の形は大将の兜を模した形です。
お子様の成長を祈って
家族で楽しんでくださいね。


和菓子あさ貴

普段の生活のなかでに ふと気づく季節の移ろい、 日本のよきものを 和菓子教室を通じて おつたえしていきます。

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