料理リレー 家にある材料でつくる「抹茶の葛ブランマンジェ」レシピ

先日、料理家の脇雅代さんが
発起人となってスタートして料理リレーに
掲載したお菓子
「抹茶の葛ブランマンジェ」のレシピです。
  
インスタより、少し詳しく掲載します。  
リレーのお題は
・いつもお家に有る材料で簡単に作れる
・材料が3品程度
とのことで
こちらのお菓子にいたしました。

このお話を
横浜で英国菓子とアフタヌーンティー教室
「Heart oh England」を主宰されている
宮崎美絵さんからいただいたときに
抹茶をテーマにしたお菓子にしたいと思いました。

私は茶席を意識して
お菓子を作ることが多く
その場合、抹茶を邪魔するものは
使わないようにしています。

そのため普段は
お菓子に抹茶を使用することはありません。
でも今回は
美味しくてちょっとでも体によさそうなものがいいなと。。

お茶のメーカーと大学の共同研究によると
お茶のカテキンにはインフルエンザの感染リスクを下げる可能性が示されたり
免疫力を上げる効果が期待されています。
また抹茶に含まれるテアニンには
肉体的・精神的ストレスを軽減するはたらきもあるそうなので
この時期にはぴったりかも。
今回の新型コロナウイルスにはその効果はわかりませんが
すこしでも免疫力をあげるにはお役に立ちそう!
そこでボウルとおなべひとつで簡単にできる
こちらのお菓子にしました。

ちなみにブランマンジェの
ブランは白いという意味。
抹茶でしっかりと緑になりましたが・・

混ぜて火にかけるだけの失敗知らずレシピです。
ぜひお楽しみくださいね。


【抹茶の葛ブランマンジェ】

《材料》3~4個分
葛       25g
牛乳A    325g
牛乳B     5g
上白糖  40g
抹茶   小さじ2
     (好みで1~2杯と調整ください)
                   2杯は抹茶しっかり目の味です!
《作り方》
①抹茶と上白糖をよく混ぜたら、
 牛乳Aを加え、泡だて器でよく混ぜ溶かす。 

抹茶はそのままいれるとダマになりやすいので
先に上白糖と混ぜるのがポイントです!
しっかりまぜると気持ちいいくらい
きれいにまざります
②鍋に葛を入れ、牛乳Bで溶かす。
葛と同量くらいの液体でといてあげることが
葛がダマにならず綺麗にとけるポイントです
ダマなく綺麗に溶けました。
③①を②に加え、よく混ぜる。
できたら、抹茶+牛乳を漉しながら
注いであげるとベストですが
そんなに気を使わず
そのまま注いでも大丈夫です。
④鍋底、縁をへらでよくかき混ぜながら中火にかける。
 ※ダマにならないようにしっかりと!
 とろみがでてきてたら弱火にしてかき混ぜながら加熱。
鍋底、鍋のふちから火がはいって
葛が固まってきます。
こげないように、底とふちをしっかりと
かき回してあげることが大事です。

写真のようにとろみがついてきたら
弱火にします。

ポコポコしてくるので1,2分くらいで火からおろす
⑤瓶や耐熱性のグラスなどに注ぐ。
   ※事前に餡などを入れておいて
      その上に注いでも。
⑥冷蔵庫へ。2時間くらいで固まります。
 私的には一日位おいたほうが味がなじんでオススメです
 
写真では塩抜きした桜の花などをのせました。
写真のピンクの桜餡は
塩抜きした桜の塩漬け2房を刻んで白餡50gにいれて着色しています。
先にうつわにいれて
上から葛を注いでくだささいね。
上にバニラアイスをのせたりする、
白玉を添えたり
いろんなアレンジができますよ。

下の写真は
前に家にある材料で作るお菓子として
掲載した唐饅頭のレシピで
つくった蝶をそえたもの。

そちらもHPで掲載していますので
よろしければご覧ください。

お手製のおやつタイムで
お茶の時間をお楽しみくださいね

和菓子あさ貴

普段の生活のなかでに ふと気づく季節の移ろい、 日本のよきものを 和菓子教室を通じて おつたえしていきます。

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