5月17日、18日と駒込にある骨董カフェ陽さんの二周年をお祝いして
和菓子と日本酒の饗宴イベントを行わせていただきました。
足をお運びくださった皆様
本当にありがとうございました。
いらっしゃった方、皆さま
和菓子と日本酒が引き立てあう様子に驚き、楽しまれていたこと、とても嬉しく思います。
17日は夜の部でしたので
肴も含めたコース仕立てでスタート。
蓮の塩きんぴら から始まります。
お皿は江戸時代なもの。
眺めるだけではなく、実際に使わせてもらえるのが嬉しいですね!
合わせるお酒は
はせがわ酒店の目利き!によるセレクト。
千葉の福祝、愛媛の川鶴、静岡の初亀と
とお祝い酒が並びます!
蓮特有のシャキシャキ感がしっかりとのこりり、出汁もしっかりとかおるきんぴらは絶妙!
それもそのはず、陽さんのお母さまは小料理屋の女将。絶品です。
大正ガラスにもられたほうれん草のゴマ和え。
ほうれん草の緑と縁の赤がきれいですね。
これまた美しい江戸時代の器に…
菜の花、たけのこと春を楽しめる料理が!
そして嬉しいことに、更なるお酒も💕
くどき上手jr.black beautyの
羽根屋純銀プリズム。
こちらは先の日本酒がクラシックなら
新しい日本酒という感じ。
最近は若い杜氏や経営者も多くなり
フルーティーなものや海外を意識した個性を出した日本酒が作られています。
お祝いのお赤飯を最後に…
次はデザートの出番。
和菓子の出番です。
「二周年の実り、御縁を祝う」をテーマに
左から
始まりの菓子 として
芽吹き餅…蓬を練りこんだ生地に蕗味噌餡。
上には蕗の爽やかさをいかした砂糖漬を添えて
お店の始まりを意識し、若々しい芽を素材として用いました。
真ん中は、笑顔咲く菓子。
談笑する店内をイメージし、
笑顔を花に例え、この時期ならではの菖蒲で。
生クリームのように柔らかく仕上げています。
右は、実りの菓子
これまでの陽、これからの陽とお客様とのご縁を果実という実りにあらわしました。
橘をあしらった味噌ふ焼き、縁起良く松の実などをあわせ
松をかたどった州浜、そして甘味をしめる七味豆。七という数字も縁起良く。
お酒二周は仙會のクラシックとモダンと同じ蔵で統一。
同じ蔵でも全く違う味わいが楽しめる。
名目利きの腕が冴え渡り、お菓子との取り合わせが本当に絶妙!!
この二種でもおすすめのお酒とあわせることで素材の持ち味が華やかに引き立つ。
これが合わせを組み替えるとお酒も和菓子も消しあってしまったりと
その組みあわせの冴えが素晴らしく
お客様が皆さん驚きながら
宴を楽しまれたのでした。
当日の店内は
お酒にあわせた福柄の品や
菖蒲の猪口などが飾られておりました。
この二日間、お越しいただいたお客様方、
ほんとうにありがとうございました。
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